discord 使ってたチームが gather 使ってみた

はじめに

backcheck 開発チームではリモートでのコミュニケーションツールとして、discord を使用していました。 最近、gather をお試しで導入しているので、discord との比較と感想を書いていきたいと思います。

今回主にみていく観点は以下の 3 つです。

discord と gather の概要

discord

左側の「一般」「meeting」などがチャンネルです。 参加者が同じチャンネルに入ることでボイスチャットやテキストチャットをすることができます。

discord

gather

明るくなっている箇所が参加している部屋です。 部屋は他にもあり、参加者は同じ部屋に入るとボイスチャットをすることができます。 テキストチャットは部屋にいないメンバーにも送ることができます。

gather

ボイスチャット

discord はノイズキャンセリングが優秀で、キーボード音などは全く聞こえないため、特に不自由なことはありませんでした。 ただ、チャンネルを移動する時にチャンネル位置がズレるため、大人数になると、移動が大変なケースがあります。

対して gather は、ノイズキャンセリングが弱く感じるので、周りの人のキーボードの音が響いていました。 移動に関しては、部屋の位置が固定なので、大人数でも不自由なく移動できるのが良いです。 また、個別で会話(バブル)することもできるので、同じ空間にいれば移動しなくても良いのもよかったです。

テキストチャット

discord は特に不自由なく使えていましたが、gather は markdown の対応がないみたいなので、少し不自由な感じが否めません。 また、別の部屋のチャットが追えなかったので、不便に感じました。

楽しさ

gather は、ゲームのような UI で、デスク周りやキャラクターのカスタマイズをしたりして、アイスブレイクに繋がったりしました。 また、gather 内でポーカーやゴルフなどのゲームができるので、気分転換などにも使えそうです。

discord と gather の HP を見てみる

gather の HP には

Gather helps distributed teams build digital spaces that bring everyone together.   和訳: Gather は、分散型チームがみんなを一緒にするデジタル空間を構築するのを支援します。

と記載があり、HP を見渡すと ビジネス like な印象を受けました。

一方、discord の HP には

想像してみてください……. ……ここは学校のクラブにも、ゲーミンググループにも、世界規模のアート・コミュニティにも参加できてしまう場所。あるいは、身近な友達とのんびりするだけでも OK な場所。毎日話して、いっぱい集まることが、もっと簡単になる場所なのです。

と記載があり、ビジネスというより、個人やコミュニティで利用する印象を受けました。

比較してみた感想

HP 見た感じは、それぞれ目指しているものや、ターゲットが違うように感じたので、「どちらが優れている」のような比較はできないなと感じました。ただし、できることとできないことはあるので、利用するケースや目的によって、使い分けるのが良いのかなと思いました。

以上、簡単ではありましたが、discord と gather の比較とレポートでした。

現在 back check 開発チームは一緒にはたらく仲間を募集中です!!