エンジニア 4 名、沖縄でワーケーションしてきました。

この記事は個人ブログと同じ内容です

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あらゆるところでリモートワークの環境が整ってきている昨今「エンジニアはどこでも仕事ができる」なんてよく言われますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

ということで、back check 開発チームの有志 4 人で沖縄へワーケーションに行ってきました。

ワーケーションとは

ワーケーション(workcation)は「ワーク(働く)」と「バケーション(休暇)」が組み合わさった造語で、リゾート地や観光地に長期滞在しながら働くようなワークスタイルのことです。

開発合宿もワーケーションの一種ですね。

通常業務を行いつつ現地に長期滞在する。そして休暇はリゾートを楽しむ。そんなところ。

スケジュール

11/2 〜 11/13 の 12 日間、沖縄へ行ってきました。

12 日間のうち、7 日間は仕事、5 日間は休日です。

滞在先の地理的な関係で初日は 0 日目として各自沖縄への移動日、2 日目を実質初日として、祝日を利用しレンタカーでみんなで滞在先へ移動します。

そこからはカレンダーの通り、平日は仕事をし、週末は沖縄を楽しむ。そんなスケジュールです。

滞在先や仕事する場所

ワーケーションを行う上で重要になってくる要素がいくつかあります。

  • どこに寝泊まりするか
  • どこで仕事をするか

一週間以上生活を行うので、滞在先は重要です。立地、設備、快適性、そして費用。

併せて、どこで仕事をするのかも重要です。仕事ありきのワーケーションですから、安全快適に日常業務を遂行できる必要があります。そして費用。

話し合った結果、それぞれ以下を最重要項目として滞在先・仕事場所を探すことにしました。

滞在先
それぞれのプライベートやセキュリティが守られること
仕事
海を見ながら仕事ができる
高速なインターネット環境
仕事そのものや web ミーティングの際に周囲に業務の話や PC の画面が漏れない環境

滞在先については言わずもがなですが、長期滞在の上に各自の貴重品、そして仕事やプライベート用の PC を持っていきますから、例えば施錠ができる個室ですとか、少なくとも 4 人以外の人がそこに触れられないような環境に滞在する必要があります。

仕事の場所についても、エンジニア 4 人ですので、インターネット回線が遅いと仕事になりませんし、それぞれ web ミーティングもありますから、周囲に PC 画面を見られないとか、話を聞かれないような環境を探す必要がありました。

「海を見ながら仕事ができる」は完全に嗜好品ですが、せっかくのワーケーションですから、こういう要素は取り入れても楽しいですよね。

ということで、結果はこうなりました。

家を一棟、借りちゃいました。

オールインワンがもたらす最高の環境

滞在先としてはホテルや民宿、ゲストハウスなど色々な選択肢がある中で、なぜ一軒家を借りたのか。

それは私達が重要視していたすべてを叶えてくれる条件が揃っていたからです。

一軒家なら、部屋があるのでそれぞれのプライベートも確保できます。

仕事もこの家でできるので、仕事をしにコワーキングスペースに移動したりの手間もなくなります。都度移動がなければ時間も節約できますし、移動中の PC 落下による故障や紛失のリスクもありません。

もちろん家には 4 人しかいませんので、開発中の画面を部外者に見られることもありませんし、業務の話を聞かれることもありません。

そして、決め手の一つとしてコスパが最も良かった。というのもありますが、費用の話は最後にするとして、 この通り「海を見ながら仕事ができる」も叶えてくれました。以下の写真はベランダからの眺めです。

なんならお風呂からの景色がもう絵画です。

ここで 1 週間強、生活を共にしながら仕事をしました。

波の音を聞きながらの仕事

実際、仕事はどんな環境で行っていたかというと、みんなでダイニングに集まって業務を行いました。

ある時はもくもくと、また ある時はわいわいと、そしてミーティングがあるときは部屋に引っ込んだりしつつ、一軒家なのでオフィスチェアのようなものはないものの、ある一点を除いては何の不便もなく一週間仕事ができました。

外部モニターの存在の大きさ

web エンジニアという職種柄、自宅のデスクに大きめのモニターとか、複数のモニターとか使う人多いと思います。私達も例外なくその 4 人です。

ただ、先ほどの写真でもわかるとおり、今回はモニターを誰も持っては来なかった(厳密には持って行けなかった)ため、13 インチの画面のみで作業しました。

やりにくいとは言いませんが、 やはり、外部モニターはあるに越したことはないなと、やってみた 3/4人 の感想です。

モニターを送りたいが送れなかった

もちろんモニターを持ってくるのを忘れていたとかではなく、ここに関しては出発前、そして現地でも色々と画策しました。

1. 自宅から沖縄へモニターを送る

宅配業者に色々と問い合わせたところ、モニターを送るには、購入時のモニターの箱など、梱包できることが条件のようです。

箱がない場合は、集荷いただく営業所に合いそうな大きさの箱を持ってきてくれて、それに入るなら送れる。入らなければごめんさい。というところをしてくれる業者さんもありました。

購入時の箱は無いし、合う箱を探す時間と労力を考えた結果、自宅のモニターを送るのは断念しました。

ちなみに、東京から沖縄へ宅配業者でモニターを送る場合、27 インチだったら片道 4000 〜 5000 円くらいでした。

2. 業者からレンタル

モニターサイズやコストを考えたら費用対効果があまりよろしくなかったのでこちらも断念。

3. 現地調達

一週間以上も滞在しているので買い出しにはほぼ毎日行ったのですが、休日含め、近くに家電量販店があったら寄ってモニター見てみたりしました。

そこまでするかよって話なんですけど、みんな電化製品きっと好きなので、モニターを見てみるという大義名分でふらっと家電量販店に入れる属性持っていたと思います。

最終的に 3 店舗くらい行った気がしますが、残念ながら 4 人のお眼鏡にかなうモニターはありませんでした。

(代わりにノイズキャンセリングのイヤホンとか、そういうのをゲットしました)

リゾート × 仕事

色々と楽しい要素が多いです。

滞在先は目の前が海だったので、ダイニングにいると波の音が聞こえます。

休憩時間に波の音を聞きながらソファーでウトウト・・は最高の時間でした。

また、浜辺で MTG してみたりもしました。

普段は各々、家の中にこもって仕事していますから、こうして景色のきれいな環境で仕事をするのってとても新鮮で毎日が楽しかったです。

もちろん業務も、問題も滞りもなく一週間遂行できました。

共同生活という側面

「ワーケーションだ、わーい」

でやっていましたが、今回で言えばもう一つ「共同生活」っていう要素が含まれてるんですよね。

私達 4 人も普段はほとんどオンラインで仕事をしているためたまにしか顔を合わせないのですが、仕事以外でも楽しいことはたくさんありました。

夕食

夕食はなんだかんだ外食はしなくて、けっこう料理もしました。

それぞれが、みんなのために腕を振るいます。

同じプロダクトを創る仲間同士、毎日たくさん話ができて楽しかった。

休日は徹底的に遊ぶ

ワーケーションですから、休日を謳歌しない手はありません。

沖縄本島の最北端に行ってみたり、水族館へ行ってみたりと、とにかく色々なところに行きました。

自然や美しい景色に触れながら肩の力を抜ける時間て本当に大切だなって改めて感じます。

(肩の力どころか全身の力すら抜けますね。)

充電と放電を繰り返しながら、常にベストパフォーマンスを発揮する

ワーケーションの良いところは、普段とは違った環境、それも心地良い方向へ環境を一時的に変えて、仕事を含めた日常を歩めるところだと感じました。

常にフル回転では体も心も疲れますし、いつか充電も切れてしまいますから、都度都度きちんと充電して、常に仕事でベストパフォーマンスを発揮していきたいですね。

ということで。

back check 開発チーム有志で臨んだワーケーションチャレンジ、初回は大成功でした。

経験によって学べたこともあったので、これに終わらず、次回も開催します。

またいつか、世界のどこかで語りましょう。


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