こんにちは
株式会社ROXXでback checkのプロダクトデザイナーをやってる青野です。
コロナが落ち着きつつあり、おかげで外に出かけられる機会も増えてきました。
6月が終わるタイミングで、2023年の上半期に出会えたクリエイティブな体験を、時系列にふり返っていきます。
1月:Dior展
連日すごい混雑していた展覧会。予約は諦めて(友人が)開館前に並ぶことでチケットがとれ、観ることができました。
ドレスの美しさもさることながら、展示空間も圧巻で楽しかったです。
「ディオールのドレスは動きが計算されているから」ということで、バレリーナにドレスを着せ、踊ってるときの残像を表現した写真が一番印象的でした。
ハイブランドのドレスは、セレブとモデルだけの服だと思っていましたが、ダンサーも対象になれるんだという発見ができてよかったです。
2月:洞窟のレストラン「メゾン・アウル」
山口県 宇部市にある、創作フレンチのレストランです。2月にして2023年のハイライトを迎えてしまいました。
美容院で建築を紹介する雑誌(住宅特集、GA JAPAN)を読んで、このレストランの存在を知りました。レストランに行くと、この洞窟ができていく制作過程を映像で見せてもらえます。
美味しい料理とロウソクの明かりだけの空間に、人類最古のクリエイティブである 洞窟壁画や、「最後の晩餐」に描かれるワインとパンに思いを馳せたりしました。壮大な気持ちになりたい方におすすめ!
2月:福岡アイランドシティ
先述のレストランに続くかたちで、福岡へ。伊東豊雄の建築があるということで行ってきました。
ラピュタみたいな雰囲気で、建物の汚れもジブリみがありました。館内は人が少なくて落ち着いています。本を読んでくつろいでる人がいて、地元にこういう空間あるの羨ましいなと思いました。
4月:ケリス・ウィン・エヴァンス展
あの、和紙の照明で有名なイサム・ノグチが作った空間です。作品が合っていておしゃれなコラボレーションになっていました。
この展覧会は終わってますが、石庭はいつでも体験できると思うので、ぜひ行ってみてください。石でできた空間を “石庭「天国」”っていうセンスすごい。どんな哲学をもとに作ったんだろう
4月:ヘザウィックススタジオ展
これは「海外旅行したい」という気持ちになる展示でした。めちゃくちゃ海外に行きたい。国がアートやデザインに理解があると、こうも面白そうなプロジェクトが生まれるんだな〜。
交通などのインフラの整備、文化の継承、廃棄物への配慮、すべてにはデザインやアートが必要なんだ、というのが分かりやすく事例で紹介されている展示でした。
ロンドンオリンピック聖火台のプロジェクトをみて、東京オリンピックの開会式を思い出してしまい、胸がチクチクしました。笑
5月:跳躍するつくり手たち展
足の捻挫が治ってないのに京都へ。このせいで完治まで長引きました。
京都ほど古さと新しさが共存してる街はない、クリエイターたちのサバイブに思いを馳せられる、ということで京セラ美術館での開催に意味があったようです。
どうしてもこの展示が見に行きたかったのは、セクション構成の言葉が身近な感じがして面白そうだったからです。
展覧会のセクション構成
1. ダイアローグ:⼤地との対話からのはじまり
2. インサイト:思索から生まれ出るもの
3. ラボラトリー:100年前と100年後をつなぎ、問う
4. リサーチ&メッセージ:未来を探るつくり手の現在進行形
伝統工芸を守りながら次なる表現を模索していたり、今までの価値観を問うような作品があって刺激になりました。
6月:Design Matters Tokyo 23
オンラインですが、デザインイベントにも参加しました。
テーマは、AIとの共創、インクルーシブ、持続可能性、アクセシビリティといったもので、今聞きたかった内容ばかりでした!
上記noteに、各セッションの内容を簡単にまとめています。
以上、上半期で体験してきたことです。
コロナ禍で我慢した反動もあり、いろんなとこに行ったな〜。旅行いくと自己肯定感があがる気がする。
最後に
ROXXでは「時代の転換点をつくる」というミッションのもと、一緒に取りくんでいけるデザイナーを募集しています!
気になった方はカジュアル面談でも、気軽にお話しましょう〜〜!