地方在住エンジニアが上京して変わったこと:技術イベント参加を通じて得た経験

この記事は個人ブログと同じ内容です


はじめに

私は、新潟に住みながらフルリモートでエンジニアとして働いていました。その理由の一つは、男子新体操の練習を続けるためです。しかし、2022年の冬頃からエンジニアのイベントに参加したいという気持ちが高まっていました。地方にいると、なかなかその機会を得るのは難しく、実際に参加しないまま終わってしまうことが多かったのです。このままでは一生イベントに行かないままで終わってしまうと思い、関東に拠点を移してみることにしました。そして、いくつかの技術イベントに参加してみることにしました。

この記事では、地方から上京したエンジニアが経験した変化について、特に技術イベントに参加した際の感想や学びについてお話ししたいと思います。

これまでに参加したイベント

関東に拠点を移してから参加したイベント(1月〜4月)は以下の通りです。

これらのイベントには、参加者として、当日スタッフとして、そして登壇者として、すべての役割で参加しました。私の目的は、登壇者の話を聞くというよりは、交流を目的としていました。

参加者としての経験

参加者としてイベントに参加する場合、一人だと懇親会で自分から話しかけに行く勇気が必要です。しかし、それができる人にとっては、非常に効率的(タイパ)でおすすめです。自分の興味のある分野やテーマに対して、直接情報を得たり、意見を交わしたりすることができるため、多くの刺激を受けることができます。

当日スタッフとしての経験

OOCに参加するときに、チケットが売り切れてて、当日スタッフだと参加できたのでやりました。 当日スタッフとして参加すると、同じ作業をする仲間がいるため、自然と多くの人と関わることができます。そのため、交流しやすく、新たなつながりを作りやすい環境が整っています。特に、参加者同士だけでなく、登壇者やイベントの主催者とも接点が持てるため、非常に貴重な経験になります。

登壇者としての経験

イベントに参加していくうちに、2024年中に1回発表できたらいいなと思ってた時に、エンジニアの友達に誘われてLTをやりました。 登壇者として発表することは、非常に大きな学びの場となります。発表者同士での交流が生まれたり、参加者から声をかけてもらえることが多く、エンジニアとしての視野が広がります。もちろん、発表自体は大変ですが、その分得られるものも多いです。

発表したLT↓ @speakerdeck

発表における課題と学び

私が登壇した際はLT(ライトニングトーク)形式だったので、短い時間でわかりやすく伝えることの難しさを感じました。発表資料を作成する際、間違った情報を伝えたくないという思いから、関連する内容を深く調べることになりました。これは良い学習の機会となりました。

私の発表では技術の深い部分には触れませんでしたが、それでも準備には時間と労力がかかりました。もっと深い内容を扱う場合、さらに多くの準備が必要だと感じました。

プロジェクトに対する主体性の向上

技術イベントでの発表を通じて、プロジェクトに対する主体性が向上しました。話題を持って行った方が会話に困らないため、自分のチームやプロダクトの課題を話す機会が増えました。その結果、自分のプロダクトやチームに対する課題感を持ちやすくなり、改善点を具体的に考えるきっかけとなりました。

イベントに参加して得られたこと

技術イベントに参加することで、さまざまなエンジニアと関わりを持つことができました。これにより、他社の状況を知ることができたり、優秀なエンジニアが何を考えているのかを知ることができ、非常に刺激を受けました。

また、言語化能力も向上しました。自分の考えを整理し、他者に伝えるためのスキルが必要とされる場面が多かったため、自然とこの能力が鍛えられました。

結論

地方から上京してエンジニアとしての活動を広げることは、新たな出会いや学びの機会を増やす大きな一歩となりました。技術イベントに参加することで、単なる情報の受け取り手ではなく、主体的にコミュニティに関わることができるようになりました。

もし、地方に住んでいるエンジニアの方で、技術イベントに興味があるけれど参加を迷っている方がいるなら、一度関東に足を運んでみることをお勧めします。きっと、新しい世界が広がるはずです。